先週1週間は、県外の学校も含めて、毎日、違う学校にお伺いして、授業を見せていただいたり、飛び込みで授業をさせていただいたり、金管バンドの指導をさせていただいたりと、目まぐるしい1週間でした。
その中に、2校、先週のブログで紹介しました、「一番困っている先生」の学校がありました。
初めて小学校の音楽室で授業をするという不安を抱えているのに、行政からの支援を受けることができないため、校内の先生方は温かく応援してくださるものの、音楽の専門的な指導については誰にも教えてもらうことができず、孤軍奮闘されているお若い先生方です。
子供が好き、音楽が好き、という情熱だけを原動力にしながら、毎日毎日、試行錯誤の連続で、お話を聞いているだけでも「たいへんだなぁ」、「辛いよなぁ」と感じます。
もっと、もっと、早く学校にお邪魔して、ご相談に乗って差し上げたかったのですが、5月も下旬になって、初めての参観・相談が実現しました。
学校の状況が異なりますので、お二人のお困りごとは、それぞれ違っています。それぞれの学校の子供たちの状況、音楽的な環境に合わせてアドバイスをさせていただきました。
お二人とも子供たちにあたたかく接し、子供たちとの関係をとても大切にされていました。そして、何よりもフレッシュな感覚が素晴らしいと感じました。このフレッシュな感覚と自分の音楽性を信じて、楽しく、子供たちの笑顔あふれる音楽の授業を実現してもらいたいものだと思います。
今は思い通りに行かなくても、この先生方なら「きっと大丈夫!」という思いを強くもちました。
これからも精一杯応援したいと思います。
ファイト!!