１１月１５日（土）１８：３０～真応寺で、１１月の例会を開催しました。
埼玉県は、１１月１４日（金）が県民の日で休日でしたので、３連休の中日の夜という日時でしたが、約２０名の先生方が参加してくださいました。
今回の内容は、この秋に音楽会等で演奏した映像や音源を持ち寄って、皆さんで意見交換をしようというものでした。
市内音楽会に出場したときの合唱や器楽、中学校の合唱コンクールに招待された６年生の合唱など、貴重な資料をご呈示いただき、よいところ、改善が必要なところなどを出し合いました。
熱田は、この秋も５つの会場での音楽会に講師としてお招きいただき、たくさんの講評用紙にコメントを書かせていただきました。このような場合、子供たちを励ましてあげようという思いが強くなり、どうしてもよいことばかりを書いてしまい、なかなか改善点を指摘することができません。
今回、映像資料等を提示していただいた先生方の学校も、音楽会当日は、指導の先生からよい点の指摘はたくさんいただいておりましたが、やはり、改善点は少しだけの指摘にとどまっていたようです。
そこで、この例会では、これからの先生方の実践に役立つように、できるだけ不十分なところ、さらに改善の必要なところを指摘し合えるようにしました。
まず、映像資料を見て、他市町村の音楽会の様子を知ることができたことが、皆さんの大きな収穫であったと思います。
所沢市の先生からご呈示いただいた映像などは、所沢ミューズを会場としていて、他市町村の先生方から「うらやましい！」という声が上がりました。
発声について、曲想表現についてなど、楽譜を見ながら、細かいところまで指摘しあっていたので、たくさんの先生方が資料をお持ちくださったのに、５校の演奏しか聴くことができませんでした。聴くことのできなかった演奏は、次回への繰り越しとなりました。
中には、４年生が「茶色の小瓶」をボレロのリズムに乗せて、次々と演奏していくといった、ステージでの器楽合奏に対する貴重なご示唆をいただく実践のご紹介もあり、たいへん充実した例会となりました。
次回の例会は、１２月１９日です。
音楽劇の実践からご紹介いただく予定です。
たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。
